Autumn Leaves1

[ジャズボーカルHOW-TO BOOK] メロディフェイク〜Autumn Leaves編①〜

カッコよくジャズを歌うスキルの一つに、メロディフェイクがあります。即興で自由にメロディをフェイクさせることで、曲にグルーヴが生まれて聴く人を魅了します。今回は、ジャズボーカリストとして習得したいメロディフェイクの練習方法をご紹介します。

この動画はこんな人にオススメ!

・Jazzを歌いたい

・メロディフェイクをしてみたい

・Jazzボーカリストになりたい

メロディフェイクとは?

実は、ジャズのメロディはとてもシンプルな曲が多いです。シンプルだからこそ、ミュージシャンが自由に即興でアレンジをしながら演奏をすることができます。そして、その自由度がミュージシャンの力量であったりもします。ジャズボーカリストも同様に、歌詞をシンプルに歌い上げたり、メロディを崩して自由に歌ったりと様々です。メロディフェイクとは、即興でメロディを崩しながらテーマを歌うことを言います。

即興には事前の知識と準備が必要?!

即興でメロディフェイクをすると言っても、何の知識も無い状態ですぐにできる訳ではありません。余程の天才でない限り、知識を習得し即興の為の練習(準備)をする必要があります。逆に言えば、知識を習得し練習を積み重ねることで誰でも即興ができるとも言えます。今回の動画では、Autumn Leavesを題材にメロディフェイクの具体的な練習の仕方を紹介しています。

Autumn LeavesのAメロ

今回はAutumn Leavesの下記の歌詞の部分を練習してみましょう。

The falling leaves

Drift by the window

The autumn leaves

Of red and gold

コードの確認

今回使うコードは

Dm7→レ ファ ラ ド

G7   →ソ シ レ フ ァ

C     →ド ミ ソ

F     →ファ ラ ド

Bm7(b5)→シ レ ファ ラ

E7   →ミ ソ シ レ

Am →ラ ド ミ

コードパターン練習

コードを使ったパターン練習をしてみましょう。YouTube動画内で使用した楽譜はこちらからダウンロードができます。

メロディフェイクの考え方

メロディフェイクの考え方として、今出している音から上にあがるのか下がるのか、同じ音を繰り返すのかの3パターンしかないという事です。

Autumn LeavesのメロディはAm(ラドミ)のラの音から始まっています。このラから上に上がるのか、下がるのか、繰り返すのか。または、これをラ以外のコードの音から始めてみましょう。からスタートして上にあがるのか、下がるのか、繰り返すのか。からスタートして上に上がるのか、下がるのか、繰り返すのか。もしくは1オクターブで移動するのも面白いかもしれません。

失敗を恐れずに練習をする

練習の仕方が分かると、様々なバリエーションが浮かぶようになります。また、練習をする時には、失敗を恐れずにチャレンジをしてみて下さい。私もたくさん失敗をします。しかし、失敗の中から自分の歌いたいイメージを理解することができたり、新しいアイデアが浮かぶことが多々あります。ですので、失敗を恐れずにどんどん練習をしてみて下さい。

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